オープンアクセス

学生さんやポスドクは出せんよなぁ.

Plos ONE
2006年創刊
対象:科学と医学に関連するすべての研究分野
出版元:Public library of Science
2010年IF:4.410
原稿掲載料:$1,350

Nature Communications
2010年創刊
対象:生物科学、化学、物理科学のあらゆる領域
出版元:Nature Publishing Group
原稿掲載料:¥637,350

Nature Comminicationsは定期購読かオープンアクセスか選べるんだね.にしても,こ,これは高い!!

Scientific Reports
2011年創刊
対象:生物、化学、物理、地球科学のあらゆる領域
出版元:Nature Publishing Group
原稿掲載料:$1,350・¥142,500(2012年以降は¥178,000)

「技術的妥当性がある」という基準を満たした原著論文を掲載します。論文の査読は、この基準のみで行われます。

by Scientific Reports


うーん.これも評価が難しいところ.技術は妥当でも論理に飛躍があったり,貧困なデータ,吟味されていない論文はどうしたらいいんかな.技術的妥当性は研究のベースだけれど,それは当たり前の前提条件であって,研究の本質は別のところにあるようにも思うのだけれど.


ElsevierのGCAからAppl.Geochem.あたりは勉強用に,Nature,Scienceはお昼休みのマガジン的感覚だったけど,SRはどういうポジションになるのかな.なんとなく,読者目線より著者目線の雑誌という気がする.それがいいとかわるいとかではなく.


せめてグラフィックはきれいに作ってくれ.