あきらめの定理

台湾から帰ってそろそろ2ヶ月になるのにまったく実験できてないのはちょっと異常事態だ.
おかげで,1日10時間学習が成立しているとはいえ,同位体研究でポンプが故障すると手も足も出ない・・・


明日から別のところでAMS測定の前処理実験を行う予定.
自然物質を扱っているので,その前の調査で期待通りのサンプルを入手できるかが極めて重要だ.

こんなことやりたい,で研究テーマを考えるのは楽しくもあるし容易だとしても,それがどこら辺でものになるか,ならないかを見極めるのは結構むつかしい・・・と思う.
大量の時間を割いて,大して何もわからなかったというんじゃ困るし.研究の限界,切り替え,というかあきらめ?をみんなどこで決めるんだろう.
一方で,だれもが「なんの意味があんの?」というようなことを徹底的に掘り下げて新しい概念を構築しちゃうような奇人もいるわけで.


まぁ結局,対象への集中力が続くか続かないかなんだろうな.