星の数ほど

一体,毎日何本の論文が生産されているのか?

Journal Citation Reportに載っているだけで5900の雑誌があるのだから,地球科学で200はありそう.
GCAで月に2回,20本弱の原著論文が公表されているわけで,それだけでも1日1.2〜1.3本の計算になる.×200とすれば(月刊誌や紀要の区別はこの際無視),D論の穴あけに追われた今日の1日にも250の新規データが公表されていることになる.


けれど,本当にクリティカルな研究はそのうちのごくわずか.雑誌のIFとかどうでもよくて,少なくともわたし自身のテンションをあげさせてくれることに従事しなければ.
と,このところよく思う.


昨日はD論の体裁チェックがあったが,担当してくれたH先生は半日をかけて冠詞や関係詞の用法まで丹念に見てくれて,ほとんどのページがコメントの付箋で埋められたハリネズミのようになって帰ってきた(肝心の体裁はほとんどノーチェックだったが).


H先生との出会いはわたしの宝でした.
わからないことをわからないままでいいと思えなくなった.けど,わからないことをわかるのってムズカシイな〜!