とある8月の

またキラキラ号で東京に帰ってきました.
10時発かと思って余裕かましていたら1時間間違っていて車掌さんからわざわざ電話をいただき,机の上に広げていたもろもろをでっかいキャリーバッグに挟み込んで夜9時のキャンパスを疾走.血を吐くかと思いました.
11時間後,丸ビルのスタバでコーヒーを飲む.シナモンロールが台湾のと違くてちょっと残念.部屋に着いたら掃除と洗濯を開始.電話料金と市民税,健康保険料などを支払って電話のコンセントをさし直したら,留守電がチコチコ.

留守電?(どうやって聞くんだっけ)

赤く点滅しているボタンを押してそれからゼロ番で再生.
1件目,2軒目なにもなし.
3件目に聞き覚えのある声が

「….え〜相談したきことあり,また連絡します云々」

10月○日.母の誕生日に,亡き父からの電話.



この電話機はもともと母親の使っていたものだから,これがいまだ録音されていたってことは,もうずいぶん長いこと放置されていたことになる.去年でもない,一昨年でもない,いつかのお誕生日に,なんか相談事あったらしいですよ?
母は,この用件が思い当らなかったようでした.ささいな相談事なんて夫婦の間に山ほどあるだろうし.

「留守電って年号言わないねー」
「普通そんなに遅く留守電聞く人いないのよ」

この電話の後ちゃんと連絡とれたんだろうか.ちゃんと相談できたんだといいなぁ.
明日は母と姉と,初めて3人でお墓参りです.