困在台北

台北に来ている.これで最後,と思いながらいつまでも実験が終わらない.大詰めのときのこのじれったい感じ,何とかならないものか.


R老師の要求に応えるべく,何度目かの「最後の」分析に来たつもりだったけれど,ここでサンプル紛失のトラブル.前回に測定したのは去年の7月,部屋の掃除やらなんやらでどこに行ったかわからなくなっても不思議はない,か,な?
こうなってくると,神様がこの研究を公表させないように企んでるように思えてくる.


何事も適切なスピードってものがあるように思うのだけれど,どうなんだろう.R老師は焦るな,って言うけれど,こうしてる間にも似たような研究が続々出ていて,それらと比較したらより現実的なことが言えるかもしれないけれど,やっぱり,わたしは自分の仕事だけで完結した議論があるべきで,それをいかに素早く「公表」するかはとっても大事だと思う.


台湾の学生は6〜7年も博士課程をやっていて.勉強することは大事だけれど,本当に重要な30歳前後を学生として過ごしてしまっていいのかな,とはちょっと思う.



Timが来ていて,久しぶりにTimの「あ゛?」を聞いて和む.