オフェンス?

今日は昼間のスコールのような土砂降りの中,師範大学まで試料を運びました.1kmくらいかなぁ.迷いまくって2時間かかった…


午後は修論発表を聞きに.もちろん中国語なので,わたしはスライド(スライドは英語だった)から類推するだけです.こうした学位取得のための発表会のことを一般にディフェンスと言う.発表語に浴びせられる質問の嵐に耐え,いかにかわすか?
実際,わたしが卒業した大学の修論発表は持ち時間10〜15分で,わりとあっさりしたものだったので,海外のディフェンスがどのようなものかちょっと興味あるんですね.(※博士取得のときは40分しゃべりましたよ)

う〜ん,発表はすごく良かったです(たぶん).スライド,しゃべり(何言ってるかわからんけど),時間をかけて準備したんだな.ということがよく伝わってきました(わたしも見習わんとね…)
ただ聴衆があまりに少ないのにびっくりしてしまった.教官・学生あわせて10人ちょっと.昨日のセミナーの半分もいないですよ.
マントル対流地震波,金属汚染に古気候復元の専門家がわたしの話に耳を傾けてくれたのはやっぱり幸せだったかも…
あと,個人的に質疑応答の間中お菓子を食べてる子が気になってしょうがなかったです.


夜はR老師に招待されて研究科のディナーへ参加.「なんのパーティなの?」と訊いたら,「ただのディナーだよ」と言っていたが,会場はホテルの一室を貸切.教授の退官祝賀パーティだった.…ただのディナーですかい.若いポスドクグループの席にいたのですが,やっぱり聞き取りに苦労する.ジョークを何回も聞き返してしまってごめんなさい…だって聞こえないんだもん.

研究室に戻ってサブサンプリング.ようやく測定できそうだわー.